ひとりひとりの力が集まって、みんなで創りあげた“ふれあい祭り”
 幕張西スポーツクラブ (M@WS) 主催 ( 社会体育振興会、青少年育成委員会協賛 ) の「第1回ふれあい祭り」が、 10月29日幕張西小学校に約300名の参加者で開催されました。
 前夜の雨が残り予定の一部は中止や変更になりましたが、体育館の内外でのスポーツやフリーマーケット、ペーパークラフト、焼そばなどの出店、さらには骨密度測定など盛りだくさんの取り組みに、“ちびっこ”も“人生の達人”も「スポーツの秋」を大いに楽しんだ1日となりました。
雨の中、朝早くから役員さんは
 「誰だ ? 誰だ ? 雨男、雨女は」。冗談を言いながら、役員さんの目は真剣。9時からの開会式前に、種目の一部中止や、開催場所の変更をしなければなりません。
 「みなさん雨の中来てもらえるかな」と心配しながらの作業です。8時半、フリーマーケット参加のお母さんに続き少年野球「幕西ファイヤーズ」の25人がにぎやかに駆けつけ「わぁ、よかった」「間に合った」と一安心、さぁ開会式です。
たくさんのお祝いと激励の挨拶をいただきました
 小柳理事の司会で開会式は体育館で開かれました。
 運営委員会を代表してM@WS結城会長は、「2年間の準備期間を経て今年4月に正式発足したM@WSは会員数 300名を数えるようになりました。現在12の種目に取組んでいるが、さらに内容も種目数も充実させたい」と現状報告をしながら「今日は雨天のために一部内容を中止せざるを得ないが、実施取り組みを十分楽しんでいただきたい」と参加者にお願いし、あわせて来賓各位に感謝の言葉を述べました。
引き続き、来場された来賓各位からご挨拶をいただきました
<堀内連協会長>
M@WSの取り組みは、西地区にとりすばらしいことと思います。スポーツを通じて地域の活性化を推進されるよう期待いたします。

<溝端社体振会長>
「ふれあい祭り」の開催おめでとうございます。社体振は、M@WSとともに今後も地域住民の健康・コミュニティー増進に寄与したいと考えています。
< 泉水青少年育成委員会副会長 ( 近藤会長代理 )>
千葉市3番目に「地域スポーツクラブ」に指定されたM@WSは、年齢構成が大変巾があることが何よりの魅力と思います。他の地区からも高い評価を得ていると聞いています。今日は、参加の子供さん。ルールを守って頑張ってください。
<松浦幕西小学校校長>
“何処でも、誰でも、いつまでも”がスポーツに対する私の信条で、M@WSと全く一致します。今後、文化面にも発展してもらえればと期待しています。幕西小としても出来るだけの協力をさせていただきます。
<吉田幕張西公民館館長>
役員のみなさんが公民館を頻繁に使 われ、M@WSの活動に努力されているのを知っている者として敬意を表したいと思います 。更なる発展を期待しています。

<田島 要 衆議院議員>
「ふれあい祭り」の開催、おめでとうございます。2年前の「準備期間」から結城会長とはお付き合いさせてもらっています。今日、役員さんが統一したユニフォームを着ているのを拝見し、“成長・発展されたな”と嬉しくなりました。道路公団跡をはじめ、沢山のマンション建設などにより幕張西地区は大きく変わります。新しい住民の方たちとのつながりを密にするためにもM@WSにはご奮闘ねがいたいし、私も今後できるだけお手伝いしたいと思います。

<増子事務局長より>
事務連絡として、本日の予定・開催種目、時間、場所について報告があり、開会式を終了しました。
体育館の中ではこんなことが:ユニバーサル・ホッケー
 「幕西ファイヤーズ」のメンバーが中心でしたが、バットをスティックに変えハッスルしましたが、野球とは勝手が違うようで全員“四苦八苦”。
 この種目の練習に全回参加している6年生の内藤君のスピードあるショットには「すげぇ〜」「ボールが飛んでくると怖い」との感想も。
 低学年とファイヤーズのコーチのみなさんとのゲームは「負けたら大変なことになる」と大人の目つきは真剣。2対0でどうやら面目は保ちました。
「凄い走るんだね」「野球の試合や練習のない時に、また来るね」が少年の感想、「いやはや疲れました」が大人の感想でした。
 4年生の毎回参加者の池田優生乃、鈴木里奈さんがタイムキーパーを務めてくれました。
剣道模範演技
 「M@WS理事で、教士の資格をもつ高橋さんを中心に15人の少年少女。基本練習を見せてもらいましたが、先生の挨拶時に体育館の床にキチンと正座。「これが必要なんだよ。行儀も姿勢も気持ちもよくなるに違いない」とはベテラン男性の感想でした。
空手模範演技
 30人の大人数で演技を見せてくれました。迫力ある演技は場内大拍手。付き添いのお母さん達はデジカメでパチリパチリ。試し割りで、可愛い女子が「エィヤー」の声もろとも白木を足蹴りで叩き折るのを見て「オソロシィ〜」と叔父さんの声も―。
バウンドテニス・ソフトバレーボー
 テニスは小学生が中心で体験練習。「俺にやらせろ〜」とズラリと並び、ラケットが足りなくなりました。中にはラケットと同じ位の背丈の女児も。ひとりひとりに丁寧に教える阿部・菅原・渡邉のコーチ役は汗ビッショリの1時間半となりました。
 バレーは経験者が中心でゲームも本格的に。飛び入りした今日カメラマンを務めた塩谷さん、「俺は経験者だ」とプレー。でも、いささか運動不足だったでしょうか。
骨密度測定
 舞台上で、M@WS緊急医療機関でもある小林整形外科の慎二郎先生に担当していただきました。
 理事の岡田啓子さんが測定のお手伝いをし、データに基づいて先生から受診者に適切な診断と生活上の注意点の説明が。丁寧な説明は大好評で、舞台の上には順番を待つ方がズラリ。
 「結果オーライだった。スポーツしているのは何よりだって」とM@WS会員の男性、「昨年より悪くなっちゃった」とは少々がっかりの女性とこもごもです。小林先生は終日大奮闘で休む暇もないほど。ついにデータ測定の用紙を使い切り“測定中止”となる繁盛ぶりでした。
体育館の外ではこんなことが:出店コーナー(正門脇)
 少年野球「ファイヤーズ」のお母さん達によるチョコバナナの販売の他、「焼そば」販売のお店も開店。
売上はいかがだったでしょうか。完売した焼そばは“盛り”が良すぎるため、損をしたかも。チョコバナナにはちびっこたちが群がって人気上々でした。
フリーマーケット(渡り廊下)
 ゴムバレー「マリーンズ」の面々が開いたフリマ。“小物100 円〜”とか“交渉に応じます”の紙もペタペタ。値切りに値切る“豪の者”はいたでしょうか。最後は「投売り状況」にもなり、売るほうも買ったほうも「儲かった、儲かった」。
ペーパークラフト(正面玄関)
 テレビゲームや、ファミコンなど、“作られた”遊具であそぶことに慣れた子供たちにとって、こま、ゴム鉄砲、紙飛行機、風車を手作りして楽しんだペーパークラフトはカルチャーショックだったのではないでしょうか。
 目が輝いて「ねぇ、こんなにゴムが飛ぶんだょ」と、友達同士で嬉々としておしゃべりする子供たちもそこここに。
  昔の“遊び”をご承知の「達人」のみなさんとの交流は、M@WSのもうひとつの側面を象徴するようです。
ニアピン大会(校庭)
 雨がやみ、グラウンドのぬかるみが消えた午後開催しました。
 小学生の部、大人の部に分けてのトーナメント戦。幕張西地区のグラウンドゴルフの普及ぶりをあらわすように大勢の方がエントリー、熱戦を展開しました。
 小学生は 1 位・田中君、2位・鈴木さん、3位・白石君がベストスリー、大人は1位・宮沢さん、2位・広谷さん、3位・鈴木さんとなり、沼尻副会長から賞品をもらいニコニコでした。
ウォーキング(香澄公園周回)
 雨がやんだのを待って、9時45分ウォーキングのスタートです。
  毎月第1週の定番コースの香澄公園を、少し道順を変えての1時間でした。参加は約20人。雨に洗われた樹木の清清しさと、きれいな空気が印象的でした。
 途中、習志野市の銘木百選に選ばれている「定家蔓(テイカカズラ)」の由緒と由来を、リーダーの笹木さんが説明され“名講義”に全員「納得」です。
 ウォーキングはM@WSで最も参加者の多い種目で、よほどの悪天候でない限り、毎週火曜日実施され80回を超えたそうです。

 「ふれあい祭り」は盛況の内、午後2時に終了しました。「M@WSって知りませんでした」「こんなに良いことしているんですね」「もっと宣伝すればもっと集まります」「次回も必ず来ます」「せっかくの取り組みなのに、若いお父さんが少ないのは寂しいですね」等など参加された皆さんからのご意見のいくつかです。
 参加されたベテランのみなさん、小学生のみんな、出店に協力いただいた方たち、小林先生はじめ運営に携わってくださったみなさんひとりひとりの力で無事終えることが出来ました。反省点も沢山ありますが次回に生かしていきます。
 M@WSを今後もよろしくお願いし、御礼とします。

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幕張西スポーツクラブ
千葉市美浜区幕張西 2 -7-11-404
会 長   結 城 幸 雄