自治会親善バレーボール大会
サンハイツ自治会  三連覇なる!

第36回「自治会親善家族バレーボール大会」
サンハイツ3連覇、善戦コーポは1点差に泣く

 抜けるような五月晴れに恵まれた5月20日、社体振主催・第36回「自治会親善家族バレーボール大会」が8チームの参加を得て、幕西中学校体育館で開催されました。
  ‘ベテラン健在’の一方、‘新しい顔’も数多く見えた今大会は、「世代交代」をも思わせましたが、‘まだまだ負けていられない’とサンハイツチームが激戦を勝ち抜き栄えある3連覇を果たしました。

 開会式前、8チームの代表者によるA,Bブロック「予選リーグ」の抽選を行います。結果をみて「よしよし」と納得のチーム、「あら〜ついてない」とは強豪揃いのブロックに入ったためでしょうか。
  開会式は、溝端社体振、堀内連協会長の「自治会ごとのコミュニケーションを深めてほしい」との挨拶を受けた後、前回優勝のサンハイツチームから優勝カップの返還がありました。事務局からルール説明をし、参加者全員で準備体操を行なって熱戦の火蓋がきられます。
  体育館内では2コートで、A,Bブロックごとゲームが同時進行です。プレーヤーも応援団も確かに若いお顔が目につく今大会です。ゴムバレーボール独特の「ワンのツーのソ〜レ」の掛け声が響き始めました。社体振の役員もご自分の自治会チームで奮闘します。
  Bコートの第2試合は前回大会決勝を争ったサンハイツ、西県営チームがいきなり激突、第2セット、ジュースに持ち込まれた接戦は西県営チームが勝ち、昨年の雪辱です。
  ‘ベテランも若者も’一緒に汗を流す素晴らしさが特徴のこの大会、コーポチームの岡村さんはご夫婦と息子さんの3人でのプレーで‘息子がレシーブ、お母さんがつなぎ、お父さんが打ち込む’絶妙のコンビネーションです。平均年齢が若いライオンズチームは得点する度に全員で元気にハイタッチ―。各チーム3試合の予選リーグは順調に進行しました。
  予選リーグ3試合を戦い、決勝リーグにはA,Bブロックそれぞれ上位2チームが進みます。Aブロックはインター、5,6丁目チームがすんなり決まりましたがBブロックは集計係が頭を痛めることになりました。サンハイツ、コーポ、西県営の3チームが‘三すくみ’の2勝1敗、とりわけコーポと西県営は「得失点差も同じでないかな」と思わせましたが、2点の僅差でコーポがサンハイツとともに進出となりました。サンハイツチームの決勝リーグ進出は、ここ1,2年の成績からも「順当」と言えますが、インター、コーポの2チームは「何年ぶりかな?覚えていない」とのことで、5,6丁目チームは「初めてですょ、初めて」で、幕西地区のバレーボールは「戦国乱世」を迎えたのでしょうか。
  準決勝はインターチーム選手がラリーしたボールが、バスケットボールゴールにスポンと入ってしまう珍事に大笑いする一幕を見せながら、コーポ、サンハイツチームが勝ち上がり決勝に駒を進めました。

 「3連覇をめざすサンハイツ」と、前記した岡村さんご一家と岡田さんご夫妻の「‘岡’クインテット」でチームの過半を構成するコーポ、予想通りの大接戦となりました。第1セットはコーポが先取、第2セットはサンハイツが取り返し、時間切れを互いに気にしながらファイナルセット入りです。サンハイツが8点を先取し‘コートチェンジ’―。裏方スタッフは「両チーム総得点は同点だょ」とどうなるものかと唾を飲み込むつばぜりあい―。コーポチームのベースラインにポトリと落ちたコートチェンジ後最初の1点が「時間切れ優勝ポイント」になりました。サンハイツチーム総得点35、コーポチーム総得点34の極僅差―。全力を出し切った熱戦は、両チーム選手とも‘満足した’すがすがしい笑顔になってかえってきました。
 
 閉会式は、‘栄光の3連覇’のサンハイツチームに優勝カップが贈呈され、準優勝・コーポ、3位のインター、5,6丁目チームに賞品が授与されました。結城社体振副会長から「若い方たちが多く参加された大会でした。ますます、盛大になるよう皆様の今後のご協力をお願いします」との講評があり、参加者全員で盛り上げた大会は無事終了しました。                                                          (渡邉 記)

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