初の「親子ユニバーサルホッケー大会」 ーー社会体育振興会主催、青少年育成委員会、M@WS共催

       幕西小体育館は‘汗'と‘歓声'でいっぱい!

ユニバーサルホッケー、略して「ユニホッケー大会」が、青少年育成委員会・幕張西スポーツクラブ (M@WS) との共催で、6月2日幕張西小体育館で開かれました。例年行われる「親子グラウンドゴルフ大会」に代えて‘子供がたくさん参加できる大会'を考えての開催だけに、小学生達が汗まみれで元気に体育館を駆け回る賑やかな大会となりました。

 朝9時の開会式には、選手・父兄・役員約 50 人が参加、大木社体振副会長と近藤青少年育成委員会会長の激励の挨拶を受けた後、体育指導員の増子さんの指導で丁寧に準備体操、続いてユニバーサルホッケーの‘生みの親'とも言える元順天堂大学教授の斉藤滋雄先生が、この種目の特徴やルールなどを説明され、簡単な練習方法までコーチして下さいました。「いつでも、どこでも、誰でもできるホッケー」という意味のユニバーサルホッケーは、本気でプレーすれば大変な運動量をともなう一方、安全・安心で、6人1チームでプレーするため「仲間との協調」が出来るスポーツだと斉藤先生は述べられましたが、チビッコ達は「早く試合しようょ」の気持ちが顔にアリアリ。4チームに分かれ「総当り形式」の試合開始となりました。

 チームのキャプテンは、 M@WS でこの種目に参加している西岡君 ( 6年生 ) 、鈴木さん、長谷川君 ( 5年生 ) 、内藤君 ( 4年生 ) ―。全員ベテラン (?) だけに、試合開始前の挨拶や、ポジションをてきぱきと初参加のお友達に教えます。 M@WS スタッフの渡邉、武田が主・副審を務め‘試合開始'です。

 予想した通りです。プラティックで出来たスティックとボールをつかい、相手側のゴールに打ち込むユニバーサルホッケーは、攻撃専門のフォワードと守備のバックスが自分のポジションを守ってプレーすると効果的ですが、ホイッスルが鳴るとひとつのボールに全員が群がり「こいつめ」「ニャロメ」と大騒ぎ。思い切り逆方向に飛び出したボールをまた全員が追いかけ、またまた「こいつめ」「ニャロメ」ですから、3分も経たないうちに息はゼイゼイ、ハーハーとなりキャプテンの「散って」「フォワード上がって」の指示も誰一人聞いていません。5分の試合が終わると初体験のお友達は汗ビッショリで「あぁ〜疲れた」―。でも「面白いね」の感想もついてきました。 

その上をいったのが社体振スタッフとお母さん達混成チームの対戦。一ヶ所に全員集まってしまうのは子供達と同じの上「ぎゃぁ」「行け行け」「負けるな」と大ハッスル、膝から上にスティックを振り上げたら反則の‘ハイスティック'の連発です。

 大人同士のゲームを挟んで子供達は全員3試合行ない 11 時 15 分に全ゲーム終了しました。毎回 M@WS での練習参加のお友達は「もう終わっちゃうの ? 」と少々消化不良気味、一方で初体験のお友達は満足しきったようで、参加された何人かのお父さんも「想像したより厳しかったけれど、子供達と文字通りのスキンシップで楽しかったです」との感想を述べていただきました。

 閉会式は大木社体振副会長から「よく頑張った」との講評を受けた後、広谷 M@WS 理事から「毎月 1,3 週の土曜日にユニホッケーで楽しもう」とお誘いの挨拶があり、参加全員が参加賞をもらい、初めての「親子ユニバーサルホッケー大会」は無事終了しました。参加の小学生諸君、ご苦労様、また会場で会いましょう。                                   ( 渡邉 記 )

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