「テニス指導者講習会」で勉強と交流!
なんと'親善ダブルスマッチ'は勝っちゃいました

 習志野市の3スポーツクラブ(習志野イースタンスポーツクラブ=NES、習志野ベイサイドスポーツクラブ=NBS、習志野中央スポーツクラブ)が、活動を活発化させるために「連絡協議会」を結成しました。

 第1回の企画として「硬式テニス指導者育成研修会兼ダブルスマッチ」が7月7日袖ヶ浦テニスコートで開催され、M@WSから3名の代表(テニススタッフの阿部、豆川、渡邉)が参加し、勉強するとともにゲームに参加してきました。豆川さんと渡邉は、コート別に優勝を決める「リーグ戦」にそれぞれ優勝し“M@WS強し”を印象付けることが出来ました。

 雨が降りそうで降らない、テニスにとっては好天の七夕の午後、役員・選手が集合し開会式です。高梨NES理事長から「2007年7月7日という“7並び”の善き日に連絡協議会初の企画を開催し何より」と軽妙な開会の言葉があり、NBS・島村理事長からは「指導者が一心不乱にプレーする姿が何より会員にスポーツの素晴らしさをアピールできる」との挨拶がありました。

 来賓のお話の中で「伝統ある袖ヶ浦テニスコートは今秋人工芝に衣替え、今回大会がクレーコート最後のイベント」との紹介があり「スポーツクラブ会員は、介護保険料は払ってもお世話にならぬよう、死ぬまで元気でいましょう」とユーモアたっぷりで“そうありたいな”と思わせる挨拶もありました。

 NES式準備体操で練習スタート、続いて1時間は基本練習です。講師は習志野市スポーツ振興協会の秋山礼美さんで「何だ女性かょ」と不届きなこと考えた途端、その猛烈ショットに目をパチクリ。国体の県代表チーム監督と聞き“納得”です〜。

 ストローク、ボレー、スマッシュ、ドロップショット、サーブと基本練習を重ねていくうちに、初めて会った他のクラブの人に「ナイスショット」と声をかけるようになります。明らかに「大学時代からの選手」クラスから「キャリア2年程度の休日プレーヤー」が一緒になって汗を流しています。これが総合型地域スポーツクラブの魅力でしょう。

 「交流」を目的とするダブルスマッチは完璧なくじ引きでのペアにより、4コートに分かれたリーグ戦でスタート。「行くわよ、いいわょ」レベルはなく、男性同士のペアはサーブ&ボレーの本格的なもの。そんな中、CコートでNBSの坂野さん(女性)と組んだ渡邉と、Dコートで桜台クラブの常世田さんと組んだ豆川さんが、「あれよあれよ」と言う間に全勝、コート別優勝者になってしまいました。

 豆川・渡邉の二人は普段はペア。「いつもは中々勝てないのに今日に限って優勝とは…」と互いに喜びとともに「今後はさらにガンバだな」と痛感した次第でもありました。阿部さんは健闘及ばずの結果となりました。

 5時からの閉会式前、全員でクールダウンの体操です。「準備体操はしても、整理体操はしない」種目の多いM@WSにとっては“目から鱗が落ちた”感じ、運動前後のストレッチの重要さを教えてくれました。

 表彰式では賞品を頂きニコニコですが、やはり今回の大会の“本物の賞品”は他のクラブとの交流でした。「近いんですからまたお会いしましょう」と今後のお付き合いを誓い合う声がそこここに聞こえる「指導者育成研修会」でした。

(渡邉 記)


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