千葉市30地区町内自治会連絡協議会(連協)、千葉市教育委員会、幕張西小学校地区社会体育振興会(社体振)主催

「第33回幕張西地区町内自治会大運動会」

残念!今年も雨の「運動会」に・・・午前中は600人が、雨に負けずに頑張りました

 千葉市30地区町内自治会連絡協議会(連協)、千葉市教育委員会、幕張西小学校地区社会体育振興会(社体振)主催の「第33回幕張西地区町内自治会大運動会(兼)第49回市民体育祭」が10月8日の「体育の日」に600人の参加者を集め、幕張西中学校グラウンドで開催しました。

 あいにく開始早々の雨のため'午前で中止'となり、「残念、張り切っていたのにな」「誰ょ、雨男・雨女は?」とお天気の神様に文句をつける運動会となりました。

 朝7時、ドド−ンと他地区の花火に便乗し「運動会開催」です。前日の天気予報から雨天が予想され「最後まで出来るといいですね」と自治会役員さん、大会スタッフの皆さんは空を見上げながら会場の設営準備です。8時半前には各係ごとの最終打ち合わせも行われます。9時前、'お天気見'をしていたのか参加者の数も急に増え、来賓の皆さんも席に座られました。

 予定通りの9時、昨年優勝の「日神パレステージ自治会」を先頭に参加者500人の入場行進で大会の幕が開きました。「みなさん、もう少し早く歩いてください―」。降雨を気にしてか進行係がせかしても、お父さんと手をつなぐチビッコ達は'どこ吹く風'です。

 開会式は溝端社体振会長、堀内連協会長の挨拶があり、来賓の皆様から一言づつの激励の言葉を頂いたあと、「スポーツ功労者表彰」でグラウンドゴルフの普及に尽力されている沼尻知明さん、同じく卓球の滝川正利さんに感謝状と記念品が贈られました。

 続いて「日神パレステージ自治会」より優勝カップの返還とレプリカ贈呈があり、同会の林田さんが「雨が心配だけど負けないぞ、ハニカミ王子にも負けないで頑張るゾ」とのユーモア溢れる素晴らしい'選手宣誓'がありました。

 さぁ、開始―。グラウンドに全員散開してストレッチを始めたところ'無情の雨'、それも半端じゃなくザーッと降り出し、それぞれのテントに避難し暫しの待機です。少し小降りになりました。プログラムどおりに「小・中学生徒競走」のスタートです。小学生の部では「FC幕西」(少年サッカー)、「幕西ファイヤーズ」(少年野球)のユニフォームを着た選手が目立ちます。そんな中、運動が苦手でもM@WSグラウンドゴルフに三年間参加しながら頑張っている6年生の外口陽菜さんが見事100mを走りぬき、本人の努力を知るスタッフは'感激の涙'を貰うことが出来ました。

 次の種目「グラウンドゴルフ」から雨が本降りになりました。「おーい、ピストルが湿って鳴らなくなっちゃった」スターターからのアピールです。それでも皆さん'鳴るまで待とう'で、幕西同人は暖かい人ばかりです。

 町内対抗競技「ボール送り」が行われます。対抗戦は負けられないと、参加の皆さんは「雨なんかなにくそ」―。まったく予想と異なり(失礼)ベテラン自治会の「海浜幕張コーポ自治会」が優勝で、アンカーを務めた自治会長の高橋さんはニコニコ―。

 10時半、そろそろグラウンドが雨で光ってきました。それでも若いお父さん、お母さんは「親子でゴール」で大健闘の大笑顔。賞品所、用具、召集の役員さんは進行を早めているだけにてんてこ舞い。'裏方さん、本当にご苦労様'です。次の「ジャンケンバイバイゲーム」は、足元を踏みしめてもぬかったグラウンドでは走るのは少し無理。

 残念ながらここで'競技続行中止'となりました。「パン食い競争に出場予定だったみなさーん、レースは中止でもパンは差し上げます。並んでください」のアナウンスに、並ぶこと並ぶこと、チビッコ達も'ズラ〜ッ'「幕西地区にもこんなに子供がいたんだ。前途洋々だ」と再認識させられます。その子供達、ドロドロのグラウンドでお友達と泥を蹴飛ばしあいしています。子供は何でも遊びの対象にしてしまう天才ばかりです。

 競技中止になっても「幕西消防団」は'流石の根性'、日頃の研鑚ぶりを発揮するデモンストレーションを展開してくれました。ここで「参加券での参加賞渡し」「町内対抗競技の賞品は抽選で決定」と発表され、今年に限り自治会対抗の順位は決めないこともあわせて本部から連絡を受け、11時半、'楽しかったけど途中で中止は残念'な運動会は終了となりました。

 各自治会のみなさん、準備に奮闘された役員のみなさんご苦労様でした。そして元気なチビッコ達、小・中学生のみんな、来年こそ「秋晴れの運動会」になるように今からおてんとうさまにお願いしましょう。

(渡邉 記)

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