やっぱり幕西の女性は強かった

第4回幕西地区グラウンドゴルフ選手権大会

優勝は金原さん(海浜町内会)、準優勝は仙田さん(コーポ)と女性が上位


 

 「水無月」初日の6月1日、前日の雨も上がり絶好の日和に恵まれて「M@WS主催・第4回幕西地区グラウンドゴルフ選手権大会」が5,6丁目緑地公園で開かれました。今回参加は今までで最多の99人、芝が少し伸びかげんの難コースにもかかわらず皆さん好プレー・名プレーを展開しましたが、優勝・準優勝を女性が独占し、「幕西地区」の“女性パワー”振りをみせてくれました。

 予定の8時45分、開会式でのM@WS結城会長は、「日頃の練習の成果を発揮するとともに地域の交流が何よりの大会です。とりわけ新住民が増えている昨今、ベテランの皆さんの地域への貢献を何より期待いたします」と挨拶しました。沼尻大会実行委員長の挨拶と大会ルール説明を受け全員で準備体操した後、AからDの4コース全32ホール“一斉スタート”。

 やや長めの芝生に「飛ばないょ〜」と早速“怨み節”の声が出ました。でも、芝生の緑は前夜までの雨に洗われて鮮やかです。他クラブの方との組み合わせでの個人戦ですが、参加の皆さんは“人生の達人”が多く、すぐに「親睦第一、プレーも第一」ぶりを見せてくれました。

 ハイツの増子さんは女性3人と一緒、「奥さんは今日いなくて良かったね」とやっかみの声、同じハイツの山村さんは「いかん、イカン」「お〜い、どこ行っちゃう」と常日頃の名人ぶりはどこへ(でも結果9位は流石でした)。

 ディフェンディングチャンピオンのハイツ・山口さんと、上位入賞の下馬評が高いコーポ・阿部さんが同組となりました。惜しくも両氏とも“ホールインワン”に恵まれない結果となりましたが、お互いの技量を認めながらの「一進一退」の熱戦は、幕西地区のレベルの高さを証明するかのようでした。

 11時半過ぎ、全てのプレーが終了し、「集計・順位決定」の結果を待つ間、27人の代表選手による「ニアピン大会」。3位・毛利山さん(西県営)、2位・美藤さん(5,6丁目)、そして優勝は何と実行委員長の沼尻さん。「ずるいゃ、ヌマさん」これは“やっかみの声”だったかも知れません。

 さぁ、順位が決定したようです。印刷された「成績結果」にみなさん群がります。「えっ、優勝は女性かよ」「なんだょ、準優勝も女性だ」。そのとおりで、金原和子さん(海浜町内会)が73の好スコアで優勝、準優勝も仙田玲子さん(コーポ)が76で続いています。ハンデなしの大会ですから、ここは男性陣“マイッタ”と言わざるを得ない結果となりました。3位は平澤健二さん(ハイツ)が入り、“女性の3位まで独占”を防いでくれました。

  

 上位3人に賞品が贈られた後、「飛び賞」「上位賞」「ホールインワン賞」「ブービー賞」「ブービーメーカー賞」「ベストドレッサー賞」等がそれぞれ贈呈され、全員に「参加賞」が渡されて“親善と交流がいっぱい出来た”大会は正午過ぎに無事終了しました。参加のみなさん、お疲れ様でした。

(渡邉 記)

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