ひとつのボールをみんなで追いかけて
北京五輪で日本女子が優勝したためか女性選手が出場のチームもあり、白球を追いかけ熱戦を繰り広げた結果、ライオンズがサンハイツAチームを決勝戦で破り、栄えの「連覇」となりました。 関東地方のどこも雨降りというこの日、幕西地区だけは曇りの“ソフトボール日和”。溝端社体振会長、堀内連協会長の挨拶を受け、「5イニング、40分打ち切り」(決勝戦は50分)方式でA、B2面のグラウンドで試合開始です。皆さん、我こそ幕西の“All Japan上野選手”だとの気概十分に見えます。
2回戦はサンハイツA vs 西県営、投手はサンハイツ=相茶、西県営=坂田と社体振指導員が務めます。女性投手の坂田さん“昔取った杵柄”と頑張りましたが、練習不足のためか、名門(?)のサンハイツAチームに及びませんでした。親子で“二遊間”を固めた西県営チームは世代を超えて楽しむ大会の趣旨どおりで素敵でした。
決勝戦前に「1回戦の敗者戦」、サンハイツB vs 5・6丁目。実に楽しいゲームとなりました。5・6丁目チームが得点しすぎ主審が「ホームインした人、手を上げて」と聞く始末、試合終了し、負けたはずのサンハイツBチームが「さぁ最後の守備」とグラウンドに散ります。なんと5・6丁目の女性をバッティングボックスに立たせるサービスでした。「応援だけでなくバットを思い切り振って楽しかった」と4人の女性ピンチヒッターの声でした。「最下位決定戦」でも、子供に帰ったように無邪気にひとつのボールを追いかける素晴らしい幕西のオジサンたちの典型を見せてくれたゲームとなりました。
途中ポツポツと降った雨もみんなの熱意で最後までもたせ、正午過ぎ閉会式です。「成績発表」を決勝戦負け投手の相茶社体振指導員がチョッピリ口惜しそうに行ってくれました。
参加各チームとも記念写真撮影を行ったり、恒例の“呑み会”を計画する自治会もあり、終了後もコミュニケーションを深めるソフトボール大会でした。 (渡邉 記)
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