千葉県内のスポーツクラブが‘大集合’

2008千葉県スポーツ交流会IN習志野

M@WS代表はソフトバレーに4チーム参加し健闘


 県内45のスポーツクラブで構成する‘千葉県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会’が主催する「2008千葉県スポーツ交流会IN習志野」が、12月6日習志野市東部体育館を主会場とする3体育館で開催されました。当日は4取組み種目に参加の約500名の参加者が県内各地から大集合、日頃の練習成果を発揮し他クラブとの交流も深めました。

 M@WSからはソフトバレーに4チームが参加、3チームが表彰される好成績を上げました。

 今大会は習志野市にある3スポーツクラブ(NES=習志野イースタンスポーツクラブ、NBS=習志野ベイサイドスポーツクラブ、習志野中央スポーツクラブ)で構成する‘習志野市総合型地域スポーツクラブ連絡協議会’が一年がかりで成功のため準備されたものです。

 9時からの開会式は「こんな立派な体育館がほしいな」の声も出る東部体育館で定刻どおり開会、2010年千葉県開催の国体マスコットキャラクターの「ち〜ばクン」も登場、会場には習志野市の「一市民1スポーツ、1文化、1ボランティア」のスローガンが書かれた横断幕が見れます。

 主催者を代表して田淵大会会長(県協議会会長)は「45のクラブ全てにさまざまな問題を抱えていると認識しています。ぜひこの大会でも情報交換をしながら‘地域活性化’にご尽力願いたい」と参加者に訴えました。荒木大会名誉会長(習志野市長)は歓迎の言葉を述べるとともに、「日本のスポーツ界は縦社会になり勝ち、横社会の広がりを持つスポーツクラブを大切にしたい」と印象深い挨拶をされました。

 開会式に続き用意されたアトラクションの披露があります。まずはじめに館内の天井12mの高さまで設営されたオーバーハングもある「壁」に、何の用具も使わず登る小学生の‘フリークライミング’の妙技に「ヒェ〜」の感嘆の声―。続いて黄色の襷と袴姿も凛々しい10人の女性による‘リズムなぎなた’に「格好いい」の賞賛の声―。圧巻は136名の市立習志野高校吹奏楽部による‘マーチングバンド’です。館内に轟く大ボリュームと若さ弾ける動きには圧倒されるのとあわせて「元気貰ったょ〜」となりました。

 さぁ、競技開始です。ユニバーサルホッケーと卓球の選手は残り、ユニカールは東習志野小、ソフトバレーは習志野第4中と隣接する体育館に移動しスタート、M@WS代表もいよいよ出番です。

 ソフトバレーといっても、スパイクありブロック、さらにはフライングレシーブまであるハードな種目です。ネットから上半身抜けてスパイクを叩き込む‘ホンモノ’の選手もいる「男女混合」、隣りのコートでは‘昔とった杵柄’でプレー自体を楽しむ「年代別」に出場のベテラン選手、さらに隣りは「キッズの部」で小学生同士が大汗かいて飛び回ります。同じ会場で三世代が同時に競技を楽しむことこそ、総合型スポーツクラブの素晴らしい点と改めて感じます。

 M@WS代表は「幕西ファイヤーズA」「幕西ファイヤーズB」「パラダイス」「コミック」の4チームが「レディース部門」に参加しました。

 明らかに平均身長が10cmは違い、実業団レベルの優勝候補チームにも臆する事無く果敢に挑戦し、惜敗でしたが1セットとる大健闘をしたコミックの面々は「次回はきっと…」と雪辱を期します。同様に優勝候補相手に大健闘しながら、小学生やベテラン達のチーム相手だと「スパイクが出来ない」と遠慮し、‘交流優先’に徹底、勝ち星を落としたチームも…。でも、各ブロック総当りの試合を終えたM@WSのメンバーの顔はピッカピカに輝いていました。

 3時過ぎに行われた閉会式では「各部門」の表彰が行われ、「レディースの部」Aブロックでは準優勝にコミックが、Bブロック準優勝に幕西ファイヤーズA」、3位に「パラダイス」がそれぞれ表彰され幕張西地区のレベルの高さを見せてくれました。

 本格的な冬到来で外は寒い1日でしたが、館内は身体も心もホットな大会でした。

(渡邉 記)

 











 

 


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