14自治会の皆が思いっきり楽しんで

第35回幕張西地区町内自治会大運動会

日神パレステージ、コロンブスシティが‘町会対抗’の優勝分ける!


 ‘抜けるような’秋晴れに恵まれた10月11日、第35回幕張西地区町内自治会大運動会(兼第51回市民体育祭)<主催:千葉市第30地区町内自治会連絡協議会、千葉市教育委員会、幕張西小学校地区社会体育振興会 後援:幕張西中学校地区青少年育成委員会、幕張西中PTA、幕張西小PTA、NPO法人幕張西スポーツクラブ>が、幕張西中学校校庭で初参加のステラガーデン幕張、グランコート海浜幕張、コロンブスシティの3自治会を加えた14自治会から約800名の参加を得て開催されました。5種目の得点による「町内対抗」は、日神パレステージ、コロンブスシティ両自治会が‘同点優勝’となり、優勝カップは「半年づつ持回り」という結果となりました。

 「爽涼の秋」と言う言葉がピッタリという好天、朝7時半過ぎには各自治会のテントが所定の場所にニョキニョキ―。スタート・ゴール、召集、用具、賞品など各担務役員さんの最終打ち合わせが開始、グラウンドは前日に完璧に仕上げてあり毎度のことながら役員さんには感謝です。9時開始の30分前には‘おはよう’と軽やかな足取りで参加のみなさんが集まり始めました。オヤ、「海浜西自治会」テント内には競技参加者名が大きく貼り出され‘やる気満々’と言ったところ―。

 定刻9時の開会式は名物「全員参加の入場行進」から開始、昨年優勝のライオンズガーデンを先頭に、特別出演の幕張西中吹奏楽部のマーチ演奏に乗り‘堂々’(?)の行進。

 溝端社体振会長の開会宣言、堀内大会会長(連協会長)の挨拶の後、美浜区小池区長からの祝辞、来賓の国会・県会・区会議員のみなさんの自己紹介と激励の言葉を受けました。優勝杯返還と選手宣誓は前年優勝チームのお役目、ライオンズ・宮島さんの素晴らしく元気な宣誓が参加者に‘やるぞ〜’の気持ちを持たせてくれて、全員でストレッチした後いよいよ競技開始となりました。全競技とも「見所いっぱい」ですが目立ったところだけ一筆づつ―。

【小、中学生徒競走】
 今年はチビッ子出場者が多く、3位までに入り賞品取りに行くスピードは、もしかしたら競走の時より早いかも。小学生は中学校校庭で走れるのがいかにも嬉しそうでした。

【グラウンドゴルフ】
 ホールポストに球を入れてから走ってゴールする競技で、普段「名人」と言われるAさんも散々、おもいっきりボールだけゴールまで打ち込んだツワモノもチラホラでした。

 ※残念なこと 次に予定されていた海浜保育園児による「園児の遊戯」がインフルエンザ多発で中止となりました。「これ見たかったよ」の声とともに「来年は頼むよ」の声も。

 

【ボール送り】=町会対抗
 新参加のコロンブスはさすが若いメンバーがそろい、全員黄色のユニフォームで統一して「勝つぞ」の意気で頑張りましたが、何せ不慣れが影響かパレステージに勝ちを持っていかれ‘ガックリ’。

【親子でゴール】
 目隠しをしたパパ、ママを子供が誘導してゴールする筈が、手を繋ごうにもパパはウロウロするばかり、転んだボクをそのまま引きづる‘鬼ママ’も約○○名―。

【玉入れ】
 どう見ても「3頭身」位のチビッコが懸命に―。玉持ったままジィッと見つめる子供も。

 

【ジャンケンバイバイゲーム】=町会対抗
 役員とジャンケンし負けると倍走る競技だけに、「強そうな役員は避けろよ」と事前工作はあったのかなかったのか? 新興のコロンブスチームが初の1勝となりました。

【パン食い競走】
 お待ちかね!!の競技には、何と前回より100人以上多い600人が参加、つまりそれだけアンパンを用意し、クリップに止める役員さんはおおわらわです。参加者が多いためフィールドで行ないましたが、「子供はメチャ可愛く」「むしゃぶりつく大人はイトオソロシ」のレース模様でした。大幅な進行時間オーバーは‘止む無し’と言ったところでしょうか。

【綱引き(予選)】=町会対抗
 事前に「組合わせ」で相手が分かっているだけに‘シメシメ’の反面‘参加に意義’と悲喜交々です。滑り止めの水を用意した必勝を期すチームもいますが、「綱を握る前は菩薩顔、握ったら夜叉顔」は全参加者共通のようです。「年配の方が多い自治会には勝てる」と考えたかも知れないステラとコロンブスは「何だ!?このおじさん・おばさんの圧倒的な力は」と驚きの敗戦の弁でした。

 少し予定時間が遅くなった12時半、楽しいお昼休みとなりました。幕西中吹奏楽部の演奏を「上手になったな〜」と感心し、消防団の方たちの模範演技を見ながら各自治会ごとにテントの周囲で三々五々のお弁当タイムです。午後の部開始は13時15分となりました。

 

【綱引き(決勝)】=町会対抗
 午前の「敗者戦」からスタートですが、総得点に影響するので皆さん必死、4回もの綱引きを行なうとフラフラのお父さんも出てきます。若いパパ、ママの多い日神vsライオンズの決勝戦は、懸命に応援する子供さんの為にも‘仇や疎かでは’とばかりの無我夢中、汗握る対戦は日神パレステージが今年の幕西地区一の‘力持ち’自治会となりました。

【らっきーフラグ】
 老若男女誰でも参加OKの種目ですが、やけにお母さん達の疾走ぶりが目立った種目になったのは何故でしょうか。

【願いはふたつ】=町会対抗
 男女がひとり二つづつの紅白玉を籠に投げ入れ、数を競う簡単なゲームですがなかなか入りません。「オイ、野球やっていたって嘘じゃないか?」負けちゃって、仲間割れしたチームもいくつかありましたよ。

【スプーンレース】
 シニア向け種目ですが、なかには現役顔負けの走りをする大先輩も…。幕西地区のベテランの頑丈さを垣間見せてくれました。

【メタボかな?】
 男性の膨らませた風船を女性の‘ケツ圧’で割る新種目。恥ずかしいなんてなんのその、風船の割れる派手な音に子供は呆然、大人はニヤニヤです。

 

【ムカデ競走】=町会対抗
 さっ、最終種目です。スタート前に‘オッチニ、おっちに’との練習は相変わらず―。事前の情報で得点が拮抗して、このゲームで優勝が決まるとのことで出場選手の眉はキリリ。焦って転倒するチーム、転がった後部の何人かを強引に引きづるチームなどいる中で、後半猛然とスピードアップしたコロンブスが‘ムカデの韋駄天チーム’となりました。

 15時半から閉会式・表彰式です。成績発表では優勝が日神パレステージ・コロンブスシティの2自治会が‘同点優勝’となり、ひとつしかない優勝カップを「半年持ち回り」となり、3位の県営西自治会とともに表彰されました。

 溝端社体振会長が「優勝チームおめでとう、何より敢闘した全チームお疲れ様。若い参加者が多かった今大会は実に楽しかった。参加者が増えただけ進行も少し遅れたが、今後の教訓にする。是非、社体振のこれからの行事にも参加、協力願いたい」との講評があり、すっかり日焼けした参加者の皆さんは‘満足したよ’‘楽しかったよ’と満喫して解散しました。

 新しく参加した自治会含め、皆で成功させた今日の空のような爽やかで明るい大運動会でした。参加者、役員の皆様本当にご苦労様でした。

(渡邉 記)


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