香澄公園で満開の花菖蒲を観賞、長谷川、池田隊員は「携帯」でパシャパシャ―。「自分の目でも見ておきましょう」とアナログおじさんの渡邉が注意します。
新習志野駅脇を通り、自転車部隊は茜浜緑地を通過し「京葉港」を目指します。途中、レナウン前に位置する東経140度の標識を見学、「緯度と経度」の勉強をしますが、少し5年生には難しかったかな?
大きな貨物船や小型の高速艇が出入りする港入口では、たくさんのおじさんたちが貝とりに熱中―。こちらの「携帯所持2隊員」は‘波の音声入れ’に夢中です。次の目的地は「習志野海浜公園」です。
ここでは早めのお弁当、全員黙ってモグモグ。波の音、鳥の鳴声に囲まれてユッタリした時間も「さぁ、次つぎ」とせっつかれ、ナビゲーター役の渡邉もいささかバテバテです。
清掃、浄化センターの前の海岸を通って、習志野市と千葉市の分岐点の標識を「ヘェー」と感心しながら眺めて豊砂海岸に―。「砂浜で遊んでいい?」と聞かれ、「いいよ」の返事を聞くや4隊員は全速で波打ち際に駆け出しました。
5分も経たないうちに内藤隊員が戻ってきました。どうやら、波に洗われ靴がビシャビシャ、続いて長谷川隊員も「腹減った。ポテトが食べたい」と言いながら戻ります。「お弁当食べたばかりだろ、ダメ!」。女子隊員は「もっと遊びたいのに」といささか不満げに、さぁ次です。
豊砂のマウンテンバイク走行場で男子隊員はショートコースを全速運転、その間女子隊員は2度目のモグモグとおしゃべり。男の子と女の子の違いがくっきり出て、二年前から4隊員を知っているお供の渡邉は、それぞれの成長ぶりに感心しきりです。
急に全員が気を合わせました。「喉乾いた」。やむおえずロッテvsタイガース戦直前のマリンスタジアムでカキ氷の大盤振る舞い、全員ニコニコ顔になり、幕張の浜で何度目かのモグモグ。長谷川隊員はまだ忘れられずに「ポテト〜」と言う筈が「トテポ〜」に砂まみれになって大笑い。
さぁ、本物の帰りの時間です。見浜園を通り、池の鯉と亀をまたまた大騒ぎしながら眺め、カルフール、神田外大経由し幕張西に1時前に戻ってきました。
「今度はいつなの?」の質問に「皆が仲良く、キチンとした子でいれば、次は夏休みだな」に、全員素直に「ハ〜ィ、きっとだょ」と応えてくれた久しぶりの‘幕張探検隊’でした。
|