高度成長期は需要が供給を上回っていたため、企業とお客さまの力関係は企業優位でした。
極端な言い方をすれば、商品・サービスは作れば作っただけ売れるという状況でした。
競合他社があっても、全体の需要が旺盛だったため複数の競合会社が共存できたのです。
ところが、低成長期に入ると状況は一変します。
商品・サービスはお客さまに選んでいただけなければ売れない時代になったのです。
このような時代のビジネスで重要なことは、お客さまとの関係です。
ここで改めてお聞きします。

□「あなたのお客さまは誰ですか?」
□「そのお客さまとどのように接していますか?」
JQAでは<参考>のとおり「お客さまとの良好な関係を築くためのチェックポイント」を示しています。
この内容はマーケティングの重要な部分なのです。
スタッフを含めて、お客さまに対するマーケティングを考えながら仕事をし続けないとお客さまから選ばれ続けることは難しいのではないでしょうか。
□あなたは自分の仕事のなかでどのようにマーケティングを活用していますか?
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著作/東京ガス(株)・矢田 昌宏
制作/シナプス