インターネットが普及して個人で簡単に情報を発信できる時代になりました。
とてもすばらしいことですが、大きな落とし穴があります。
何だと思いますか?


1つ目は、誰でも好きな情報が流せるということです。
自由に情報を流せるのはいいのですが、間違った情報、悪意のある情報なども簡単に流せてしまうということなのです。
フィッシングや迷惑メール、ウィルスなどが氾濫していますが、これらがいい例です。
インターネットだけの問題ではありません。
週刊誌でも新聞でも同じようなことが起きています。

2つ目は、プライバシーの保護が難しくなってきたということなのです。
特ダネを獲得すれば売上げが伸びるという状況に拍車がかかると「紀子さまご懐妊」という情報が「秋篠宮様」に届くよりも先に世間に流れてしまうことになります。

この他にも落とし穴がありますが、大切なことは自分で情報の真偽を見抜く能力を磨くことです。
例えば、日本のマスメディアのみでなく、海外のニュースメディアに注目するのも良い事です。
日本のマスメディアでは国際情勢・国際関係についての情報が偏っていることがよく見受けられます(国際的な情報は会社の事業にとって極めて重要です)。
□さて、皆さんはどのようにして情報の真偽を見抜く能力を磨きますか?
当サイトに掲載されている、文章、画像等を転写、使用すること、および当サイトにリンクを張ることはお断りします。
著作/東京ガス(株)・矢田 昌宏
制作/シナプス