日本でも「個人情報保護法」が施行され、個人情報の取り扱いに細心の注意が必要となってきました。

会社では新法に対応すべく、リスクの洗い出し、リスク管理方法の見直し、一人ひとりへの周知教育などいろいろな対応策を実施しています。
これらによってかなりの体制整備が進み、意識改革もなされたと思われます。
しかし、安全な(?)日本で暮らしていると無意識に無防備なことをやっていることがよくあります。
車の中に作業伝票を置きっぱなしで鍵をかけなければ、アメリカでは車ごとなくなるのは常識です。ルールを決めて「これを守れ!」というアプローチだけではうまくいきません。
時間が経てば忘れてしまいます。それが人間です。
ではどうしたらいいのでしょうか?
有効な方法としては「危険予知」が考えられます。
いろいろな状況の中で「〜かもしれない」という視点で予知する能力を高めておけば、事故も減らせるし、個人情報も守れるし、トラブルも防げるのです。
それには日頃から事例研究などの勉強会を職場の皆で行っていくことが大切です。
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著作/東京ガス(株)・矢田 昌宏
制作/シナプス