少し前までMBAが注目を集めていました。なぜでしょうか?
それはおそらくアメリカを中心に企業経営を測る尺度として利益・成長性・効率性などが注目を集めたからだと思われます。
高い企業業績を達成するための道具としてMBAが役に立つと考えられたからだと思います。
最近はMBA的な見方だけでいいのだろうかという反省があり以前ほど騒がれなくなりましたが、会社の経営結果がお金という視点で見られるかぎり財務や会計の知識は必要不可欠な知識であることは変わらないと思われます。

会社では専門性の向上、その結果としてその分野のプロフェッショナルになることが求められていますが、ある立場以上になりビジネスリーダーとして会社経営に関わっていこうとするなら、財務と会計の知識は必須です。
財務と会計の知識は奥の深いものですが、基本はそんなに難しいものではありません。
しっかりと知識を積み、実践的に仕事をすることで基本的なレベルに達することは可能です。
皆さんの努力に期待するところです。
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著作/東京ガス(株)・矢田 昌宏
制作/シナプス