前のパートで「財務と会計知識」の重要性を述べましたが、もう一つ大切な視点が「人に関する知識と経験」です。
社会は結局人によって構成されており、会社は人によって運営されており、お客さまは今のところ人だからです。4−1でも述べたとおり、会社を運営していく上でもっとも大切な視点は「人」なのです。

お客さまに自社の製品・サービスを採用していただくためには、お客さまを観察し、理解しなければいけません。
社員が能力を高めてそれを最大限発揮していくには、社員を愛し、理解し、勇気づけていかなければいけません。
このようなことから、これからマネジメントを勉強しようと考えている人は「人間理解」からスタートする必要があると思います。
では「人間理解」の入り口はどこでしょうか?
皆さんがこれからいろいろなところで勉強し、その中で自分のものとして身につけていかれると思いますが、スタートは「愛情」と「あいさつ」だと思っています。
□皆さんの「愛情」と「あいさつ」はどのような状況ですか?
当サイトに掲載されている、文章、画像等を転写、使用すること、および当サイトにリンクを張ることはお断りします。
著作/東京ガス(株)・矢田 昌宏
制作/シナプス