MBA的手法を採用すればどの組織も高いパフォーマンスをあげられるのでしょうか。
そこには他に考えなければならない要素があります。
それは「チームは生き物」という視点です。

一昔前までMBAというものが流行りました。
数値を活用した経営管理手法とでもいうものです。
論理性を大切にし、科学的手法でいろいろなことを予測・分析し、高いパフォーマンスを得ることができると言われていました。
アメリカでは実際に高いパフォーマンスをあげた企業が多くあります。
では、このようにMBA的手法を採用すればどの組織も高いパフォーマンスをあげられるのでしょうか。
そこには他に考えなければならない要素があります。
それは「チームは生き物」という視点です。
同じ目的の組織でもメンバーが違ったり、同じメンバーでも体調やメンタル面での調子、意欲が違ったり、メンバー間の連携の密度が違ったりすれば、動きは全く違ってしまうのです。
なぜこういうことが起きるのでしょうか?
それはチームが人間で構成されているからです。
チームのリーダーは構成メンバー一人ひとりの状態を常に観察し続け、必要な手を打つというとても大切で手間のかかる仕事をやり続けなければならないのです。
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著作/東京ガス(株)・矢田 昌宏
制作/シナプス