街のあれこれ、知りたいこと、言いたいこと、みなさまからのメールを中心にした、コミュニケーションのページです。
吾輩はオヤジである
色が黒い
吾輩は“アナログ”なんだよな〜
ゲンナリは暑さだけじゃなかった・・・
スポーツは素晴らしいものですゾ
子どもは「可能性のかたまり」
「判官びいき」って意味は何だっけ ?
“青春の涙”って素晴らしいもの
“プロ野球”をさまざまに思う
“先人の教え”はありがたいものですゾ
“食事”の摂り方、“飯”の食い方
時を超えた親友達との“友情”
子供を叱ることは、自分を叱ること”
乱れ酒、乱れ読み  そして  人生いろいろ
「文化・文明の発達」そして“我慢する”“もったいない”
酒飲み、酒癖、酒が友…秋だなぁ
変えてはいけないこと、変えなくてはいけないこと

 
「判官びいき」って意味は何だっけ ?
 M@WS会員の“特典”で、ロッテマリーンズのファンクラブ「TEAM26」に入っている。ただ、吾輩は半世紀来の言ってみれば“筋金入り”のロッテファン。「毎日オリオンズ」時代からだから半端ではない。飲み屋で馬鹿っ話をしながら「プロ野球はどこのファン?」と聞かれ、「オリオンズ」と答えると「変わってるね」と言われどれだけ口惜しいおもいをしたことか―。「史上最高の一塁手は?」と聞かれると即「榎本喜八」と答える自分としては、昨年の日本一はまさに“夢を見せてもらった”と言える。

 そんな“我がロッテ”が今年は残念ながらリーグ4位。「何やってんだょ〜」とも言いたくなるが、チョッとそこで一息入れようお客さん、今回は「判官びいき」の話なのです。

 ここのところ、好きなスポーツ選手の敗れるのが連続している。優勝して横綱になる筈 (勝手にそう思った)の大関・白鵬、ゴルフの日本女子オープンで韓国2選手に後塵を拝した宮里藍ちゃん。必ず凱旋門賞で勝ってくれるとの期待にもかかわらず3位となったディープインパクト(選手といえるかどうか)…。国体では早実の斉藤君と駒大・田中君が甲子園の“再戦”をみせてくれたが、二人が抜けた両校新チームは「秋季大会」でいずれも敗退し、来春のセンバツ出場の夢消える等など―。

 こんな時、吾輩を含め自称“スポーツ愛好人”は「少し、調子に乗りすぎたんでないの ?」と選手を全否定するようなことを言いながら苦い酒を飲むものです。(違いますか、ご同輩) でも、それでは気の毒すぎで、白鵬や藍ちゃんに更に強くなってもらわねば相撲界もゴルフ界も先行き面白くない。そこでチョッと見方を変えたらどうでしょう。

 マリーンズは昨年何冠とったんでしたつけ。取られた他チームはたまったものではありません。傘にかかってマリーンズ包囲網を引いたはず。「そんな簡単に横綱にさせないぞ」と他力士は白鵬の弱点を徹底的に突いてくる。「何でマスコミは藍ちゃんばかりなの」ときっと多くの先輩女子ゴルファーの目、目…。

 要は“目の仇”のようにいろんな意味での集中砲火を浴びた結果の「敗戦」ではなかったかと思えてならないのです。「そんなもの乗り越えなくては」って反論には「それだけ彼らは若くて、文句をつけるわれわれの想像以上に成長する可能性があるんだ」と思えば気も紛れます。

 「判官びいき」って諺があり、源義経のような不遇な英雄に同情し贔屓をすることだそう。日本人の持つ良いとこかも知れません。無論、白鵬や藍ちゃんは今でも「強者」ですが真の「王者」になれるよう“スポーツ愛好人”としては、余裕のある応援をしたいもの。それでなければ「贔屓の引き倒し」ってことにもなりませんぞ。

 そこで、いつも黒こげと遊んでいる子供たちのこと。すぐ突っかかってくる子、トローンとしている子、挨拶もできない子。家庭や学校での教育のせいと決め付ける気はないが、実際さまざまです。「聞いていんのか」「シッカリしろ」と怒鳴りつけたいけど、ここは我慢。「贔屓の引き倒し」にならないように、時間をかけて“長所を伸ばしてやりたい”ものだ。“短所をつくった責任” はなんだかんだ言っても大人だもんね―。

 義経のように不遇になっては困るけど「ちっちゃいけど格好いい判官」になる寸前の子供たちとの遊びに期待して、今日もいそいそ M@WSイベントに向かう吾輩なのだ。
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