街のあれこれ、知りたいこと、言いたいこと、みなさまからのメールを中心にした、コミュニケーションのページです。
吾輩はオヤジである
色が黒い
吾輩は“アナログ”なんだよな〜
ゲンナリは暑さだけじゃなかった・・・
スポーツは素晴らしいものですゾ
子どもは「可能性のかたまり」
「判官びいき」って意味は何だっけ ?
“青春の涙”って素晴らしいもの
“プロ野球”をさまざまに思う
“先人の教え”はありがたいものですゾ
“食事”の摂り方、“飯”の食い方
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乱れ酒、乱れ読み  そして  人生いろいろ
「文化・文明の発達」そして“我慢する”“もったいない”
酒飲み、酒癖、酒が友…秋だなぁ
変えてはいけないこと、変えなくてはいけないこと

 
“プロ野球”をさまざまに思う
 「60億入札・松阪」「井川も大リーグへ」―、華々しい見出しがスポーツ紙に躍る。「引退新庄の初仕事はブレスレットのデザイン」もまたよし。“いじめ”“談合疑惑”“未履修”等など、暗いニュースばかり社会面に掲載される昨今、明るいニュースを提供してくれるプロ野球界はなくてはならぬものだ。

 ただ、天邪鬼だけに同じスポーツ面の下段にヒッソリ載っている次の小さな記事を見逃したくない。「○○球団は以下の××選手と来期の契約更新はしないことを通告した」。 つまり、解雇→退団だ。
  何年か前に“ドラフト○位”と指名され、胸を張って入団した選手の過半は、10年以内に「一軍試合の出場なし」「年俸はサラリーマンとボチボチ」「再就職は自分で探す」ことで球界を去っていくそうだ。
 「そんなこと当たり前、実力社会だもの」と言われれば「お説のとおり」と言うしかない。「野球少年の夢に水を差すのか」と怒られれば「滅相もない」というばかり―。
 しかし、「松阪、井川、岩村の大リーグ入り」のニュースが聞かれると「日本の野球界から人材流失の危惧」の報道もすぐさま後を追う、つまり“物事には裏・表がある”ことだけは押えておきたいのだ。それだけに、退団する選手達に球団幹部やコーチがどのように現役時対応したかが気にかかる。
  “挫折・悔恨の涙での解雇”か“全力を出し切らせ、納得させての爽やかな退団”かだ。
 今までより余程長いこれからの人生、“挫折”と“納得”では格差が大きすぎると思わないか。すくなくも「球界の盟主」を自認する某球団のように、他チームから有名選手を引き抜き“我がチームが優勝することが球界のプラス”というような思い上がった経営方針だけはそれ以外の球団は採用してほしくない。
 それでは“子飼いの選手”が気の毒すぎし、退団する選手はどう思うだろうか。選手は、球団としては「組織の歯車の1個」かも知れぬが、人間としては「前途有為ある青年」なのだから、幹部やコーチは“人生を力強く生き抜く指導”も必要と思うのはおかしいだろうか?
 居丈高な物言いはこのくらいにして、そんなだけに我々の行うスポーツはいいもんだ。年齢なりに無理しなければいつまでもプレー可能、失敗しても笑われるだけでむしろ仲間が増える。心地よい汗も流せるし、旨いビールも飲める。
 さぁっと、着替えて表に出て身体を動かしませんか。寒さに負けてはいけませんぞ、おのおの方。 (忠臣蔵の季節が近づくと、人さまを“おのおの方”と呼びたくなるのは、やはり「トシ」のせいかとつぶやく、黒こげオヤジではある) 。
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