人事考課の望ましい結果は、本人も上司もまわりのメンバーも納得することです。特に昇格は結果が全員にわかるので納得感は特に重要です。

人事考課の枠組みは人事部が作っていますが、具体的な運用にあたっては各職場でどうしたら納得感が得られるかという視点で考えなければいけません。
昇格を例にとって考えてみると
(1)対象となる職能資格の要件の決め方・周知方法
(2)要件を満たすためにどのような成果、能力、行動を部下に求めるのか
(3)それを達成するための課題、計画をどのように設定するのか
(4)昇格対象者の選出方法
(5)選出にあたって、何を基準に対象者を決めるのか
など考えなければならない点がたくさんあります。
□人事担当者に一任せずに、管理者一人ひとりで考えてみませんか。
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著作/東京ガス(株)・矢田 昌宏
制作/シナプス